ランディングページ制作の大まかな手順を知ろう

ランディングページとは、リスティング広告やオーガニック検索などによって、ユーザーが自社サイトを訪れた時に接触する最初のページのことです。費用をかけた広告などによって自社サイトに誘導したユーザーを、離脱させないため対策を行う事をランディングページ最適化(LPO)と呼んでいます。ランディングページからユーザーが離れてしまう離脱率は、実に50%を超えるとのデーターもあります。

離脱率を低くし、コンバージョン率のアップに繋げるためには、成果の出せるランディングページやホームページのサイトコンテンツを制作する必要があります。ランディングページ制作の大まかな手順は依頼→ヒアリング→企画構成立案→ページのデザインやキャッチコピー作成→コーディング→納入という流れになります。この手順のうち、最も重要なのが企画構成立案です。ホームページやランディングページの成功は、まさにこれに掛かっていると言っても過言ではありません。そして、同じ程度に重要なのが、ランディングページ制作後の運用です。

今や素人でも非常にスタイリッシュでデザイン性に優れたホームページを簡単に作れる時代になっています。しかし、デザインがカッコいいからという理由で商品を買うユーザーはいません。コンバージョン率を上げるために、デザインは非常に有効な役割を果たしますが、それは緻密なマーケティングの企画構成を踏まえた上での話です。デザインやコピーと言った目に見える要因を陰で支える企画構成にこそ、時間を掛けてじっくりと取り組む必要があるでしょう。

現在Webマーケティングにおいて、サイト制作の手順の最初に顧客分析を行うのは常識になっています。自社商品やサービスがターゲットとすべき顧客の層を明らかにすることで、ピンポイントの広告を打ち出すことが可能となります。その為に、最も標準的な属性を備えたペルソナ作りが行われます。ペルソナがあれば顧客の共感を得られる自然なストーリーを作れ、ランディングページでの情報提供の順番やコピー作成、デザイン決定などに方向性を与えることが出来るのです。また自社の現状分析や競合企業との比較分析を行うことも有効です。特に自社にとって重要なキーワード選定は不可欠です。洗い出したキーワードは、これ以降に作られる全てのサイトコンテンツやランディングページの基礎となるものです。

こうした分析を踏まえて、ホームページ全体やランディングページを構成する枠組み(ワイヤーフレーム)を組み立てます。選定したキーワードを様々に組み合わせ、多様な検索にも対応できる多くのコンテンツを用意する必要があります。中でもホームページの核となるのは何と言っても商品ページであり、ここに顧客を誘導して成果に結びつけることが最終目標です。商品ベージをランディングページとすることも有効な手法です。サイト内回遊率を上げるために、顧客がストレスなく目的の情報を得られるよう行動導線に配慮するのも大切です。

用意すべきコンテンツが明らかになったら、デザインやキャッチコピーを決めていきます。特に重要なのはファーストビューです。顧客の第一印象を決めるもので、3秒以内に商品やサービスのメリットを理解させる必要があると言われています。その為には、顧客が好みそうなイメージや動画、漫画などを使うのも良いでしょう。色使いやフォントの選定にも配慮が求められます。キャッチコピーも非常に有効であることが分かっており、擬声語やシズル感を利用して、直観的に素早く情報を伝達するよう心掛けたいものです。

デザインやコピーが決まったらいよいよコーディングですが、ここで大切なのは内部SEOです。SEOとは検索エンジン最適化のことであり、検索リストの上位に表示するための工夫です。SEOには外部SEOと内部SEOがあり、外部SEOとは、良質の被リンクを増やすことですが、コーディングに配慮して検索エンジンのロボットに認識しやすくさせるための技術を内部SEOと呼んでいます。

ランディングページやホームページのサイトコンテンツが完成しても、それで終わりではありません。むしろ完成後の運用こそが重要です。運用によって蓄積したデータを分析して改善策を作り上げ、ランディングページやサイトコンテンツにフィードバックしなければ長期的な成功は期待できません。アクセス解析を行ってPDCAサイクルを繰り返してこそ、成功を勝ち取る事が出来るでしょう。現代Web製作の現場では、大量に格安でページ作成を行う業者と、運用まで一貫して行うインテグレーター的業者に、2極化が進んでいます。ランディングページやホームページの制作依頼を考えているのであれば、自社にとって何が必要なのかを見極める必要があるでしょう。